作曲の方法1

daw_taka0201制作活動の現場から

10月に入りました。このサイトに訪れている皆さま、いかがお過ごしでしょうか?

さて、ご報告です!

 

今回からタカ タカシ先生にも執筆に加わっていただきました。皆さんに役立つコラム記事を載せていきます。

タカ先生、そして皆さま、よろしくお願いします。

今回は、ボーカリストがどうしても尻込みしてしまう、敷居の高いことのひとつ、作曲をテーマにして何回かに分けてお伝えします。

記念すべき第1回目は・・・

作曲って難しい?♪

こんにちは、ワンバイブス講師のタカ タカシです。
普段は、バンドで曲を作る他にもシンガーの方に楽曲提供や編曲をしています。

今日はそんな僕の体験談からお話しできたらと思っております。

楽曲提供をする際に、一番僕が相談される言葉があります。
それは

「曲を作るのが難しい」

というものです。

作曲とは0のものを1にする、そんな作業であるイメージがありますね。

最近では、DTM/DAW(PCやタブレットで楽曲制作をすること、またそのソフトのこと)が日々進化しており、音楽理論を深く勉強しなくても、やってみることができる時代になりました。

いわば、作曲することの入口が広くなったな僕は思います。

しかし、PCは苦手だという方も多いです。

曲作りをやろうとしているあなた
楽器もまだ始めたことがない、理論がわからない、でもPCも、、、、

と無限のループに陥ってしまい、作曲の敷居をどんどん高くしてしまうことがありませんか?

今日は、そんな作曲を魅力を僕なりにお伝えするとともに、どのように付き合っていけば良いか紹介できたらと思っています。

あくまで僕の個人的な感想ですので、これが全てではないことをご承知ください。
音楽は正解のないものです。

1.曲を作るためにするべき準備

では、いきなり目の前に机と紙とペンがあり

ミュージックスクールの某先生
曲を作りなさい

と言われても、

曲作りをやろうとしているあなた
えぇ、、

となってしまいますよね。

曲を作る前にまず、準備することがあります。
この作業があるだけで、格段に完成する曲のクオリティもスピードも上がると僕は実感しています。

それは、

「どんな曲にするか参考曲を決める」ことです。

リファレンス(参照する)楽曲とも言うことがありますが、まずはここを決めることが作曲の第一歩です。

漠然としたものでもいいですし、細かくても大丈夫です。
「このくらいの速さがいいな」とか「この元気な感じがいい」とか「こんなドラムのビートがいい」など理由は様々で構いません。

自分の好きなアーティストでもいいですし、他の人が紹介してくれたアーティストでも、
とにかく「良い!」と思った楽曲を選んでみましょう。

ここで一つ、アドバイスをするとするなら

複数の曲を選ぶことです。

よくこんなこと言われたことはないでしょうか?

ミュージックスクールの某先生
曲を作るなら色々な曲を知らないとダメだよ

と。

僕もずっと言われていました。今でも言われます。

最初は、

曲作りをやろうとしているあなた
自分の好きな曲以外聴いてどうするんだ

と思った時期もありましたが、
作曲を始めた時にこの言葉がどれだけ大事が痛感しました。

そうです、参考にする曲が偏ってしまうのです。

初めはそれで構わないと思います。
しかし、作曲とは恐ろしいもので

一曲作るとまた作りたくなる。

そんな魔性のものなのです。

ですので、いくつも曲を作っていくと

曲作りをやろうとしているあなた
あれ、前回と同じ感じだな、、

と自分に嫌気がさしてきます。

「らしさ」と「ワンパターン」は紙一重ですからね。

 

今日は作曲の第一歩をお伝えするコーナーですので、まずは好きな曲で大丈夫です。
今後、のめり込んだらぜひご活用ください。

さて、参考曲を決めました。

次にすることは

「その曲をしっかり聴く」ことです。

街中でイヤホンをして聴くときよりももっと集中して聴いてみましょう。
すると、色々な発見があります。

曲作りをやろうとしているあなた
いやいや、わからないよ

と思った方に、僕がいつも気にしている聴き方を一例ではありますが紹介いたします。

a.ワンコーラス(いわゆる一番)のメロディの関係性
b.歌とドラムのリズムの違い
c.歌とコード(伴奏)の違い

この三つを今日は紹介します。

a.ワンコーラス(いわゆる一番)のメロディの関係性

いきなり、堅苦しい言葉になってしまいましたが簡単に言うとこういうことです。

「サビとその他のメロディとの違い」です。

まだちょっと分かりづらいですね。
細かく説明してみます。

ここでは、Aメロ、Bメロ、サビというコード進行でご説明します。

サビと他のメロディ(Aメロ、Bメロ)の違いを見つけます。
具体的には、歌っている高さと歌のリズムの二点が一番分かりやすいところだと思います。

例えば、サビの方が全体的に高くて
他のメロディがサビよりも低い。
また、サビは長く伸ばしているリズムだけど
他のメロディは細かくラップのようなリズムだ。

などということです。

曲によって違いがあります、それを見つけるのも面白いですよ。

僕は普段曲を作る時に、サビが他のメロディよりも高くなるように作ります。
一番、聴いてもらう確率の高い部分だと思いますし高い声の方が目立って聴こえるという理由からです。

ここも正解はありません。あくまで僕のやり方です。
先ほど決めた参考曲を文字通り参考にしてみましょう。

ここが見つけられたらステップ1である
ワンコーラス(いわゆる一番)のメロディの関係性はクリアです。

b.歌とドラムのリズムの違い

次は、b.歌とドラムのリズムの違いです。

aのやり方と少し似ていますがここも作曲に重要な部分です。
いわば、楽曲のビート(ノリ)を決めることができます。

例えば、歌は伸び伸びと歌っているのにドラムは細かい、速いリズムを叩いている。
逆に歌とドラムのリズムが同じように聴こえるなど、曲によって様々です。

ノリが良い曲なのか、しっとりとバラードのように響くのか。
ここは歌とドラムのリズムで作られていると言っても過言ではありません。

大げさに言ってしまえば、曲はメロディとドラムだけで成り立つといっても
間違いではありません。

なんとなく、で構いません。
普段聴いている曲の歌とドラムの関係性に耳を澄ませてみましょう。

c.歌とコード(伴奏)の違い

最後は、c.歌とコード(伴奏)の違いになります。

この部分は、今までよりも難しい手法になると思います。
ですので今日は、一番あるあるなパターンをお伝えします。

今までのステップを聞くと、なんとなくお気づきな方もいるかと思いますが
メロディに対して他の要素、ここではドラムのリズムや他のメロディと「違うことをすること」は、ある意味作曲の手法ではあるということです。

コードと歌も同じことが言えると私は思っています。

例を出すと、
メロディがだんだん高くなっていくのに対して、コード(伴奏)は下がる
といったことです。

この手法を、「対位法」という方が多いですが、
非常に分かりやすく、とっつきやすい方法であると僕は思います。

ですが、コードを感じ取ることは少し難しい部分ではあります。
ですので、今日お伝えしたa.b.cの順番でまずは曲を聴くことをオススメします。

ここまでの話はいかがでしたでしょうか?
細かく文にしてしまいましたので、余計敷居を高く感じてしまった方もいるかと思います。

再び、「参考曲を見つけよう」

そこで、一度ここまでの話を整理していきたいと思います。
それはとても簡単です。

曲を作るためには「参考曲を見つける」

この一点のみです。

ここまで長く話してきたのはあくまで、その参考曲の聴き方であり

一番大事なのは見つけることです。

重複してしまいますが、選ぶ曲はなんでも構いません。
まずは、選ぶことからです。

こういった話をさせていただくと、このような質問を頂きます。

曲作りをやろうとしているあなた
パクリにならないのか

といったものです。

誤解を恐れずに言いますと、パクリでありパクリではありません。

大事なのは、参考曲を自分に一度取り込み、それを自分らしさに変換することです。
もちろんそのまま自分を通さなければパクリになってしまいますからね。

自分の中に、曲というものの構造が無ければ作曲はできません。
そして、その構造を学ぶためには他の曲を知るしかないのです。

まずは、曲を知ること
そこから作曲の全てが始まると僕は思います。

長くなってしまいましたが、これが曲を作るためにするべき準備になります。

作ろうと思って、いきなり机に向かって楽器を弾きながら、、ということではなく

完成する曲のイメージをしっかりと持つことが重要であると僕は思います。

そのためには

  1. 参考曲を見つけて、イメージをより見やすくする。
  2. そのイメージを細かく汲み取るためにポイントを見つけてしっかりと聴く。

という流れが生まれます。


では実際に、参考曲をしっかりと聴いた上でどのようにアウトプットしていくか、
その方法を次回からお伝えしようと思います。

 

ありがとうございました。

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