ボイトレのレッスンをやって得すること

voice-approsch スクール探しと受け方の達人

ボイトレを始めたはいいけれど、考えていたのと違っていた。または、数か月経っても思うように伸びないといったことがでてくるかもしれません。

この場合、ボイトレ初心者の方やボイトレ再開の方によって方針は異なります。

 

今回はどちらの場合でも共通することを書いていきます。

どこのスクールや教室にも初回にオリエンテーションレッスン(呼び方はそれぞれですが)があると思いますので、担当のトレーナーとレッスンの方針を練ってくださいね。

 

レッスンの前に全体の設計を♪

レッスンを始める前に全体の設計練っていきましょう。この場合、分からないから先生にお任せという姿勢では、後々伸び悩む可能性が出てきますよ。

もちろん、メニューの組み立て方やレッスンの進め方はお任せしましょう。ここで気を付けてほしいことがあります。

次のふたつのパターンのどちら寄りになりますか?

ということなんですが、、、

まずはするべきタイプを決めて、トレーナーと一緒に全体設計を組み立てることが大切です。

メニューコレクター型

別の業界では、ノウハウ追求型とかノウハウコレクター型などと呼ばれているタイプです。

なんとか歌が上手くなりたい、声を良くしたい、滑舌が悪いのを治したいといろんなメニューやノウハウに手を出します。ですが、あれでもない、これでもないとなかなか効果、成果、結果が出てきません。

そして、やるべきこと、やらなければいけないこと、またはそのように思っていることがどんどん増えてきます。

何故なら、アウトプットのためのインプットが出来ていないからです。例えば、この課題曲をやるためにこんなトレーニングが必要なんだとかね。

トレーナーの出された宿題だけやっていればよいのに焦ってしまうのです。

ひとつふたつやってみても全体の設計が出来ていないので、伸び悩んでしまいます。

そこでまた次のノウハウを求めます。

でも、それでは意味がないのです。

全体把握型

教育の世界では、シラバス、カリキュラムというものがあります。

【シラバス(Syllabus)】コースの中で扱う学習項目のこと。教育の分野によって多少意味合いが異なってきます。日本では講義・授業の大まかな学習計画のこと。アメリカでは、各回講義内容から教員連絡方法まで、受講に関して必要な情報をすべて盛り込んだメモのこと。

全体設計を確認しながら進むので、まず生徒さんたちが目指すべきは、コースやレベル問わずこちらです。こちらは確実に伸びが期待されるタイプなのです。

ボイトレの項目はシンプルでそれほど多くありません。かといって腹式呼吸と発声だけやっていれば伸びると勘違いしている方が多いのも事実です。ここをひとつずつ解きほぐしていきましょう。

そして、全体の流れの中でどの位置にいて、どこが伸びているか?どこを課題としなければならないかを設計、確認、修正していくこともレッスンでは大切なことです。

ボイトレを6W2Hで考えてみると・・・

6W2Hとは、5W1HにもうひとつずつWとHを加えたものです。

What Why How
Who ボイトレを6W2Hで考えた時 Whom
Where When How much

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レコーディングチェック(前編3つ)
ボイトレを始めて少しずつ自信がついてくると、ライブをやりたくなる人がいます。ユニットやバンドが組めて、だんだんと活動が本格的になってくると、「レコーディングをしてみたい」という気持ちが湧いてきます。しかし、、、 ただ、やみくもに録音しても良い記録物にはなりません。 レコーディングを行うときのポイント...

 

ここで大切なのは、一番上の段のWhy、What、そしてHow です。

Why:あなたがボイトレをやろうと思った目的です。または課題解決がこれです。

What:シラバス、項目はここにあてはまります。何をやるのかがここで分かります。

How:どうやるか?方法です。ここにトレーナーから道筋(Way)を示してもらいます。

多くの人は方法論を知りたがります。でも方法に縛られると振り回されます。

そうではなく、やっていくことの筋道を立てて、どうやっていくのかが必要になります。ここは担当のトレーナーと一緒にプランを練っていきましょう。

まずはここからです!ボイトレの全体像が見えることで敷居が高いと感じていたことも、少しずつクリアしていけることでしょう。

レッスン頑張ってくださいね。


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