音楽で収入を得るためにお客さんとどうお付き合いするか

music_live明快!パフォーマンス

先日、音楽で収入を得る3つの方法ということで
【1】表現職
【2】技術職
【3】教育職

の分野をご紹介し、そして先を読むこと、音楽を生涯続けていく為にどういった事を考えていけば良いのか?といった内容をお届けしました。

 

今回は

  • 収入を得るための対象=お客さんを3種類分けてみると
  • そしてひとくくりにしてみると

といった内容をお届けいたします。

収入を得るためにまず必要なのは、会社登記でもお金でもありません。そこら辺のところを間違えてしまうと、とんでもないことになってしまいます。

なのでここでハッキリさせておきましょう。

音楽収入を得るためのフローを作る♪

ここで大切なことは、

音楽収入を得るためのフロー(流れ)は出来ているか?

ということです。

実は音楽業界だから特別な流れがあるとかは関係ありません。どの業界であったとしても似たような流れが出来上がります。

問題は、その流れが立場の誤解や錯覚といった理由から、フローの答えが見えてこない場合があるんです。

それは、ズバリ!所属する立場によって、流れそのものに対しての認識が異なります。そのため誤解や錯覚が起きやすくなってしまうんです。

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まずこの前提から入っていかないと、お互いにますますズレが生じてしまいます。細心の注意を払いましょう。

売っている物やサービスは何?

ここで、お客さんということを考える前に、音楽で収入を得るための3つの方法、その復習をしておきましょうか。

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音楽で収入を得る3つの方法
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次に

【1】表現職
【2】技術職
【3】教育職

でそれぞれ売っている物や役務、サービスを紐解いていきましょう。

✅ あなたが売っている物は何ですか?
✅ あなたが売っている価値は何ですか?
✅ お客さんは最終的な⽬的として、何を買っているんでしょうか?

【1】表現職の場合は

売っている物は自分の声、自分の楽器演奏の腕やテクニックやスキル。ライブのチケットやCD(売れなくなったと至る所で耳に入ってきますが)音源などです。

ライブの場合だと、来てくれたお客さんに笑顔や安心を届けるといったところでしょうか。

また来てもらうというリピートのお客さんを作ることも大切ですね。

【2】技術職の場合は

売っている物は、自分のクオリティや技術です。

▼レコーディングエンジニア、ミックスエンジニアの場合

技術職の人は職人でありながら、自らの技術力やスキルをお客さんのために使うことに喜びを見出している。そんなレコーディングエンジニアの方を僕は知っています。

どんなに便利になっても、やはり人が使うと使う人によって結果が違います。

 

▼バックミュージシャンの場合

自分を出す部分(例えばソロを弾くとか)と周りと合わせていく、調和をさせていく部分との使い分けが出来ることも技術の一つだと考えています。

頭を切り替えて出来るそれは、現場での経験値がなければやっていけないでしょう。

 

▼楽器クルーの場合

売っている物は楽器だったりエフェクター、アクセサリーだったりします。

売っている価値は、コレこそ職人の世界。自分のこだわりと生産性。デザインでいくのか機能性でいくのか。芸術品と製品の狭間を常に考えていたりしますので、そのコンセプトが表に出ていたりします。

【3】教育職の場合は

売っている物は、レッスンの内容、道筋、方法論(ノウハウ)だったりします。場合によってはマインドを整える心構えだったりもします。

音楽に関する知識をそのまま伝えてもお客さんのためになるわけではありません。教える技術そのものがお客さんの学ぐビリーフ(信念)と添っていたり合っていたりすれば、お客さんにとって良い先生ということになりますな。

お客さんとは

ここで、お客さんと呼ばれている人たちをハッキリとさせておきましょう。

お客さんというのは誰でしょう?

どういった人達のことをいうのでしょう?

収入を得る分野によってお客さんの呼び名が変わってきます。

音楽の世界でいうと次の3つの呼び方です。

  1. オーディエンス(聴衆、観衆、観客)
  2. クライアント
  3. 生徒さん

表現職に対してのお客さんの呼び方はオーディエンス

余談ですが、オーディエンス(オーディオ←

なのに衆や客(で観る)なんですね。

 

次に技術職に対しての呼び方はクライアント

昔の職人の世界、印刷や製版、塗装、電気工事の分野では、お得意さん(得意先)と言っていたようです。

僕はそういう言い方を耳にしていましたが、人によって違いますかね?

 

そして、教育職に対しては生徒さん

お客さんに対しては、このような呼び方が一般的でしょう。

 

ちなみに、スタジオを経営しているオーナーさん場合、オーディエンス、クライアント、生徒さんの3つがある程度かぶっている感じがします。

今のスタジオ機能は、リハスタだけでなくレコーディングもでき、スクールをやりたい先生にも時間貸しするといった多角的経営でないと、コンスタントに継続してお金が入ってこない現状があるからです。

お客さんがあなたから買う目的

さて、さらに突っ込んで、お客さんが感じる価値をみていきましょう。

お悩みを解決したその先は?ということもできます。

これをマーケティングの用語ではベネフィットと呼んでいますね。

あなたの何らかの分野での活動が、お客さんの為になれば、お客さんはお金を払うわけです。

つまり表現(歌や演奏)や作品、目に見えない技術とスキル、教わることで自分が伸びることなど求め、お金を払うわけです。

この3種類のうち、

このサイトの読者
僕は、私はどのお客さん、マーケットを狙っていけば良いのでしょうか?

 

というのは愚問だと考えています。

まずは表現職の分野です。価値を提供してみるために本気で取り組んでみる!

と先日の記事でも書いてあります。

あなたの立場と責任ということ

日本の音楽業界が伸び悩んでいる。それは責任転嫁が一つの原因だとも感じています。

確かに集客は一番難しいです。ただし、これを曖昧にやっていながら集客出来ないのを人のせいにするから・・・

  • ミュージシャンは、事務所の責任にする
  • 事務所は、ライブハウス等のお店の責任にする
  • お店は、ミュージシャン等の出演者の責任にする

こんなふうに責任転嫁の風は台風のように進んでいったのです。

もちろん僕も15年くらい前は、ノルマのないお店で演奏したり歌ったり、ノルマのない代わりにお店の方と仕組みを作ったりして表現活動をしてきました。

今ではこう考えています。

そもそも、どんな立場にいたとしてもかかる責任は100%ではないでしょうか?それぞれが与えられた立場や役割の中でどう責任を果たすのか?ですね。

ミュージシャンは事業主なのです。

全ての問題の責任は、全員に同じだけ、つまり100%あります。
責任と役割は違うのです。

【引用】
しつもんコンサルタント河田真誠 著「革新的な会社の質問力」日経BP社

流れが見えていないと滞る

冒頭で出した

  • 収入を得るための対象=お客さんも3種類分けてみると
  • そしてひとくくりにしてみると

を思い出してください。

このサイトの読者
3種類に分けるのは分かった。けど、ひとくくりにも出来るって?

 

どんな分野でも、お客さんがおきゃくさんとして、あなたが音楽で収入を得るためにまず必要なこと、それは、

 

あなたのファンになってもらうこと

 

まずこれが大切なのでは?

このサイトの別の読者
そんなこと分かってますっ!

そうですよね。改めてこのサイトで取り上げるまでもなく、いろんなところで言われてきていますよね。

でもです。

本当に、これが分かっていれば次のようなことはなくなります。

僕はそう確信しています。


①ボイトレ教室がスタッフに給与を支払う→②スタッフが頑張って仕事する→③お客さんから対価を頂く→④さらに頑張る という流れを信じて疑わない勘違いトレーナー。


これ、完全に順番が違います!

こういった訴えをしてくる人たちに対して、

小さな会社の社長
使う立場の目線で仕事をしなさい。

と言われても確実に嫌がります。

面倒くさいことや一番大変なことは避けて通りたいからです。

使われている目線から使う目線の見えないフィルターは、厚いのだ。

それで、これが正解!

①お客さんとなりそうな人に知ってもらう→②商品やサービスを提供する→③お客さんから対価を頂く→④給与や手当が支払える

非課税交通費だってボーナスだって、お客さんからスタッフの給料が出ているんです!


☑ボイトレ教室はこういうものだといったステレオタイプで判断しているため、なかなかトレーナーがレッスンプロとしての自覚を持てない現実。


「でもでも」ばかり言う人
本当は、ライブ(表現職)で収入を得たいけど、生活できそうにもないからボイストレーナーでもやろうか。作詞作曲のコンペにでも出してみようか。

何をやるのも自由ですが、レッスンプロとしての自覚を持ちましょうよ!


☑掛け持ちで仕事を行なっている場合、出来事の優先順位がつけられずにいる。


時間を決めたにもかかわらず、平気で遅刻をしてくる偉い人がいますw

バブル時代の名残りを引きずっているわけではないんでしょうが、今でもそういう傾向のある人がいますね。
決めた時間にキッチリ来られないのなら、集合時間に幅を持たせるといいじゃん!

 

いかがでしょう?

一石を投じ、考えるきっかけとなれば・・・、そして僕自身も含めよりよく成長してゆけるきっかけとなることを祈ってこの記事を書きました。

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