ボイトレレッスンの続け方

Daily-tohhoku-Kiji スクール探しと受け方の達人

まず、知っていただきたい日本の現状

ボイトレのことじゃなくて、日本のこと。

 

日本、ヤバいです(悪い意味で)!

音楽業界の2020年問題も考えないとなりません。

大変なことになっているんです。

facebookで友達になっている方(マレーシア在住の日本人マーケッター)のタイムラインから一部引用します。

最近の日本に関するいろいろなランキングを調べました。

調べたところ

日本が大変なことになっているのが色々なランキングの結果からわかりました。

✔ 業務のデジタル化について 最下位
✔ 世界のIT投資マインド・ランキング 最下位
✔ IoTの理解度 最下位(以上、20ヵ国中)

✔ 企業活動指数 最下位(18ヵ国中)

✔ 教育への公的支出 最下位(34ヵ国中)
✔ 大学教育レベル 最下位(49ヵ国中)

労働生産性 最下位(先進国の中で)

✔ 平均睡眠時間 最下位

などなど

【引用元】Catch the Web Asia Sdn. Bhd.より

もういいよっ!て言いたいくらいですよね。

  • ゆとり教育の反動がそうさせた?
  • 日本人の平和ボケがそうさせている?
  • どこかの北の国からミサイルが飛んできたのに、2回目のJアラートで慣れっこになちゃいましたか?
  • それでミサイルが飛んできても、手をつないでイマジン歌ってりゃあ大丈夫ですか?

ただ、日本人は決して能力が低いわけではないらしいです。

仕事の処理能力に関しては世界トップレベルであることが証明されているそうです。

この話を聞いた時に

室長
何故?なんで労働生産性は低いのに、仕事の処理能力は高いんだろう?

 

疑問でした。

考えていくうちにあるコトにたどりつきました。

  • 集中力×継続力=時間効率→生産性

これは、ちょっと考えたらスグに出てきます。

今回のテーマは続けること、継続力です。

継続は力なり♪

自分自身のことで申し訳ないですが、これ、中学時代から好きだった言葉です。

別の言い方だと

千里の道も一歩から

でしょうか。

カルヴィン・クーリッジ
継続と決意こそが、絶対的な力なのである。
ハバード
天才とは、ただ、努力の継続をできる人のことをいう。

そういえば、

努力型の天才であるイチローも、

イチロー
小さいことを積み重ねるのが、とんでもないところへ行くただひとつの道だと思っています。特別なことをするために普段どおりの当たり前のことをするんです。

と言っています。

誰にも出来る努力を誰にも真似出来ないほど続けてゆけるイチロー。そんな人が天才なんだなぁと感じる一言です。

続けていれば、いろんな意味でリスク(危機)管理もできます。楽観視ではないプラス発想が養われると信じています。

あざみ野教室の生徒さんの寄稿が新聞に載りました

続けてゆくこと、ゆけることを大切に感じている生徒さんをご紹介します。

Daily tohhoku_up

 

あざみ野教室の生徒さんで、地元東北の新聞社に寄稿している女性がいます。

彼女、1回だけではなく何度も何度も寄稿をし掲載されているんです。凄いですよね!

今回(2017年9月1日掲載分)の「こだま」への寄稿は、大好きなミュージシャン(シンガー・ソング・ライター)に対して、ファンとしての想いが綴られています。

これだけの文章を書くことが出来るのなら、オリジナル曲用の詞も楽しみです♪(^^♪

ボイトレのレッスンはひっしらこいてんの(笑)

続きましては、阿佐谷教室の生徒さん(女性)です。

ご年配の生徒さんで、室長からするとお母さんのような存在です。

とても努力家でロングブレスが♩=88/16拍でハーハーゼィゼィだったのが、今では♩=88/40拍も伸ばすことが出来るんです。発声も安定していますし、音域も伸びています。

何歳からでも声は磨くことが出来る良い例ですね。

ここで、その方とのやりとりを載せておきます。★文字起こしとしての掲載許諾済み)

ご年配の生徒さんIさん
何かする時は、苦しい時とか辛い時いっぱいあると思うんです。

室長
そうですよね。

ご年配の生徒さんIさん
結局、畑を耕して・・・。ああ、まず、栄養がたくさんある畑を耕す。そして、種を蒔いていく。でも大体みんなその位で辞めちゃうの。

室長
はい。(とてもよく分かる)

ご年配の生徒さんIさん
でも、それを続けることによって、芽が出て、一本の幹になって、たわわに実をつけるの。だから、途中で辞めたら何にもならないってことなの。

室長
((*・ω・)(*-ω-)(*・ω・)(*-ω-)ウンウン♪と頷く)

Iさん、だんだんとギアが入り始め、子供に習い事をさせるお話に移っていきます。

ご年配の生徒さんIさん
子供たちにも言ってることは、「刈り取る前に挫折する」っていう事は、私、子供たちが小さい時から許しませんでしたよ!

室長
昔で言うところの教育ママだぁ。

 

ご年配の生徒さんIさん
やってみても出来ない部分とかあるでしょ。
でも、やっぱり、やっているとちょっとでも前進することってたくさんあると思うんですね。

室長
はい。その通りです。

ご年配の生徒さんIさん
やるならば、最後まで続ける。っていう約束のもとにお稽古事はさせましたから。

室長
そうなんですね。

ご年配の生徒さんIさん
やっぱり、自分も始めたからにはそれに対して、努力とか頑張るを超えてネ・・・

室長
超えて・・・?

ご年配の生徒さんIさん
ひっしらこいてんのよ~(^^♪

(笑)ひっしらこくは、必死になってやっているという意味で使われています。

土と水と光と風、そして種

このやり取りを通じて14年前を思い出していました。

当時、専門学校でボイトレとボーカルレッスンを行なっていました。その授業の中でこんなことをいったのを鮮明に覚えています。

14年前の室長
はスクール。は授業やレッスンの内容。は承認や褒めること。はダメだし。そして土の中に入れるはあなたたち。

ワンバイブス 生徒さんの継続性

続けていくことに関しての記事をいろいろな角度から書いています。

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最近では二極化されているようですね。

ひとつは、〇ザップみたいにビフォー→アフターを短期間でコミット!といった流れ。

もうひとつは、長く続けることで効果、成果、結果が出る流れです。
数年前、直ぐに出来上がりの結果を求めてくる人のことをレトルト人と言っていたことも思い出しました。

最近は後者が多いようです。将棋界、男女問わず若いアスリート達の台頭がそれを物語っていますね。

僕は1万時間の法則本人の取り組む気持ち次第だと考えています。

1万時間の法則 間違ってる?
たった20時間で新たなスキルを・・・

毎日書くとSEOの順位が上がるよ

ここで、当教室のサイトの話をさせてください。

現状、スタッフにも手伝ってもらって3~4日に1回の割合でアップしています。

よく、

インターネット集客のプロ
オウンドメディアの場合、役立つ記事を毎日書きなさい

という人がいます。

でも僕はそれに対しては、

室長
へぇ、そうなんですか?だから???

別に反抗しているわけではありませんよ。(笑)

レッスンの現場もあるし、レッスンの組み立て、収支のこと、今後のコースやイベントのことなども考え実行したいこと。こちらの方が優先順位が高いからです。

今、無理して毎日記事を書いたところで楽しくないからです

無茶して余計なストレスをためまた大病を患いたくないからです。

インターネットマーケティングのプロ
3日に1回でいいから内容のある記事を魂込めて書きましょう。少なくとも3,000字~4,000字は。

の方がよほど僕の性分に合っています。こちらのアドバイスの方が素直に聞けます。

理由は、まず、当教室はGoogleやYAHOOのために仕事をしているわけではないからです。生徒さんのために仕事をしているからです。

僕はSEOの詳しいことは分かりません。

結局、SEO(検索エンジン最適化)って、検索エンジンルールの隙間を狙っていいサイトですよとアピールすることもやっているんでしょう。で、見つかったらペナルティを課せられる。それがブラックハット。対してホワイトハットはユーザーにとってもいい情報、コンテンツが載っているので評価しようと。

僕には、その程度しか分かりません。

どのみち、Googleの動向に左右されるのは判断できます。

でも、毎日書いている記事の内容が目的を誤った安っぽい内容よりも、3日に1回頑張って書いた内容の方が、訪れた人たちや現行生徒さんたちの役に立ってくれれば良い。

それで嬉しく思うのです。

室長
だから継続できる。SEOに振り回されずに共存したい。オフラインとのバランスをとりながら仕掛けていきたい。

そう考えたいのです。

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