パフォーマンスを上げてゆくための方略

performance-lesson_kojinnguroup 明快!パフォーマンス

パフォーマンスを上げてゆくための方略、方法というものはあるんでしょうか?

 

はい。あります。

今回は、それをお届けいたしましょう。それは、レッスンの受け方にあるのです。レッスンにはいろんな形態がありますが、そのメリットを理解しながら受けるのです。

なお、今回の記事の内容はカテゴリー分けする場合、「明快!パフォーマンス」と「スクール探しと受け方の達人」の両方に被る内容となっております。ですが、パフォーマン系を中心とした話をしていきたいので、カテゴリー分けを「明快!パフォーマンス」としました。

ここで教える立場から、トレーナー目線での書き方をしていきます。

ミックスレッスンは形態を問わない!♪

ミックスレッスンって何?

それは、

✅ 対面式でのマンツーマンレッスンとグループレッスンの組み合わせ

✅ オンライン(動画を観たりネットを使ったり)でのマンツーマンレッスンやグループレッスンの選択

これら様々な形態から、トレーナーと一緒に考え、あなたの上達の手助けになるように方法を考え試してゆくレッスンです。

これは意外とレベルが高い方略、方法なのです。

生徒さん側にはメタ認知能力が要求されます。そしてトレーナー側には足場づくりの支援内発的動機づけを促したりしないとかみ合いません。

メタ認知能力とは、自分自身の学習や習得を管理する能力です。計画を立てたり、修正をしたり、自分自身で進み方や成果を評価できる能力のことを指します。足場づくりの支援とは、正に工事現場の足場づくり・・・。スキャフォールディングともいいます。出来ている人、スキルを持っている人から支援を受けることです。

令和式?歌が上達する練習法

ボーカルを表現とするボイストレーニングの場合、歌の上手い、味のある、上達している生徒さんの練習にはある特徴が見て取れます。それは、

 1.オンラインとオフラインをうまく活用している

ということです。

読者のあなた
予習、対面、復習のメリハリがついて個人練習にも身が入るゾ。

とは、生徒さんの弁です。

スマホでカラオケアプリを使ってみたり、YouTubeでアーティスト歌い方の比較を研究してレッスンに臨んだりと、もはやオンラインは、歌が上手くなる、表現力をつけるためのツールとなっていることは疑いありません。

さらに、

 2.歌の先生を最低2人つけている

そんな生徒さんもいらっしゃいます。

読者のあなた
えー!ちょっと待って。先生は一人の方がいいんじゃないの?言ってることが違う場合のあるし・・・。

確かに、平成の時代まではそうでしたwww

しかし、大手ボーカルスクールに通われている生徒さんの中には、発声発音、リズムなど基本的なことはA先生、表現力やパフォーマンスなどのボーカルトレーニングの場合は、B先生。

このように学ぶ科目や項目によって先生を分けている人もいるのです。

ワンバイブスでも生徒さんに応じて2-1体制をおススメしております。

グループレッスンとマンツーマンレッスンの組み合わせ

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グループレッスンとマンツーマンレッスンの組み合わせとは、これら2つの形態をミックスさせながら進めていくやり方です。

マンツーマンレッスンの足りない部分をグループレッスンが補う。また、その逆もありです。まずは、あなたの中にある固定観念(ビリーフ)を横に置いておき、新しい学び、面白そうな学びに対して興味を示しましょう。

時々、新しい学び方や新しいアプリを使うことに大きな抵抗を示す人もいるかと思います。その気持ちは、分からないでもありません。

でも大丈夫。

誰もが始める時は初心者だったんです。

小さな一歩でもよいので進んでいきましょう。

マンツーマンレッスンでの教える「チカラ」

ボイストレーニングスクールの8割は、マンツーマンレッスンで行なっています。

【マンツーマンレッスンを行なうメリット】

生徒さんのペースに添って詳しくレッスンしてくれる

わからない部分は何度も繰り返し質問してと言える

お互いに考え方の枠組みを変えることが出来る

レッスンに対しての取り組み方を整えることが出来る

生徒さんと仲良くなれる(師匠と弟子?)

そして、もちろん生徒さんの声が良くなる

グループレッスンでの教える「チカラ」

グループレッスンとは、グループ単位で行なうレッスンです。他のスクールや教室では、ペア・レッスン、親子レッスンとして行なっているところも沢山ありますね。

グループレッスン記事のまとめは、こちら?にも書いてありますが、マンツーマンで行なっている個人レッスンにはないメリットがたくさんあります。

【グループレッスンを行なうメリット】

●解釈の仕方が体感できる
言葉には色々な意味付けがあるということが分かる
自分のビリーフやストッパーが分かる

●モチベーション
モチベーションに対しての勘違いを解くことが出来る
気付きを得られる

●生徒さん同士切磋琢磨が出来る
良い意味で比較検討をしながらヒントとすることが出来る

●質問力をつけてもらえる
自分が出来ないところや分からないことは素直に質問出来る

●説明力をつけてもらえる
自分が出来ることは一緒に参加している人に説明できる力がつく

●そして、当然ですが、生徒さんの声が良くなる
オフ会でカラオケに行ったり、ライブでは、上達した姿に涙!!

ツールをミックスさせたレッスン

最近では、ネットを使ったレッスンも勢いを伸ばしています。YouTubeを観ていても曲に対しての歌い方講座や、音域の伸ばし方など、ユーチューバーボイストレーナーの方々の工夫で楽しくレッスンができる環境になっています。カラオケボックスでYouTubeを観ながら個人練習なんていう光景も珍しくはありません。

もはやボイストレーニングは対面でマンツーマンレッスンが主流!といった時代は過去のものとなっているでしょう。

そうなんです。歌が上手くて表現力のある人は

オンラインとオフラインをうまく使い分けている

という人が多いように感じますね。

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対面レッスンとネットを使ったオンラインレッスンとの組み合わせで、強化していきます。ツール(道具)を状況によって使い分けるレッスンです。

例えば、

  • レッスン当日に電車遅延の場合
  • 当キャンの場合

やむを得ない事情とはいえ、

担当トレーナー
休んでしまった方は、その時に録った動画を観ておいてくださいね。

といったところで、

休んでしまった生徒さん
はい。分かりました。観ておきます。

といった生徒さん、10人中2人いるかいないかです。(こんなことにならないためにも、メタ認知能力を学ぶわけですね)

まとめ 4つのパターンを有機的に組み合わせてみよう

これまで見てきた流れをまとめると、アラ、実にシンプル!

  1. マンツーマンで対面レッスン①(これまでのレッスンの形態)
  2. マンツーマンで対面レッスン➁(科目や項目によって2人以上のトレーナーにつく)
  3. マンツーマンでオンラインレッスン(YouTubeなども含む)
  4. 生徒さんソロ、2人以上のトレーナーでのオンラインレッスン
  5. 生徒さんグループ、トレーナー独りでのオンラインレッスン
  6. 生徒さんグループ、2人以上のトレーナーでのオンラインレッスン
  7. 上に挙げた1.~6.の組み合わせ

あなたに合った学び方を見つけるためには、それなりに時間がかかると思っています。その学び方が具体的に理解して出来たときに、メタ認知能力が磨かれます。

あなたのパフォーマンスの力をつけてゆく。そのための礎になると考えています。

次回からは、

読者のあなた
えぇ!こんれもパフォーマンスになるの?

といった分野を具体的にご紹介します。

「教える」を「パフォーマンス」しましょう!

です。

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