気をつけている意識したい考え方

パペラでの演奏 明快!パフォーマンス

ここ最近、初心に立ち返って考え直していることがあります。先生といわれている人だって完璧ではありません。だからこそ習得や自己練習は欠かせないものだと思っています。

僕はまだまだ未完成です。人は生きている間は完璧ではないと思っています。自分自身やっとこのレベルにまで到達できたか!といった気持ちの方が強い。だからこそ!なんですけどね。

今回は僕が広い意味でパフォーマンスをする時に意識したい考え方について書いていきます。

まだまだ成長過程!気づけたこととは?

ある時、日本語教育の分野でお世話になっている先生が、こんなことを仰っていました。

トレーナー
先生

その人の人柄が一番のコンテンツ。

言い方を変えると、「コンテンツとは、その人そのもの」といった意味なのですが、これが僕自身の2019年重要語大賞(流行語大賞ではなく)となるのは、間違いありません。

目から鱗!頭を「コッツーン」と叩かれたような気になったからです。

先生からのこの一言は、僕にとって初心に立ち返るための大きなヒントを与えてくれたのでした。

自分自身を素晴らしいコンテンツとさせてゆくために、気をつけていること、意識したいことを考えるきっかけとなりました。

以下、それらを書いていきます。

声が●●●ない人ほどやってしまっていること

この●●●には

「とおら」ない
「とどか(届か)」ない
「ひびか(響か)」ない
「でてこ(出てこ)」ない

が入ります。最近まで流行った言葉を当てはめるとすれば、

「ささら(刺さら)」ない

こんな傾向の人ほど、日常のコミュニケーションでやってしまいがちなことがあります。

言葉のウソと仕草の狭間で生きない

それは、

言葉と仕草が一致していない

ということです。

⭐嬉しいのに嬉しくないような言い方をする。
⭐本当は辛いのに辛いと言えないでいる。

など、少々シビアに言いかえれば、言葉のウソと、仕草や振る舞いの本音で生きているのです。

トレーナー
トレーナー

素直でなければ、どんなにボイストレーニングをやったところで意味はない。

そのように感じます。そうそう。こんな詞を思い出しました。

【引用】

「もろこし畑でつかまえて」

ことばで飾った気持ちは いつでも
うそで塗られては だんだん 濁ってく

作詞作曲●柳下政司

僕がボイトレスクールに通っていた20代の頃です。シンガーソングライターの先生の作った曲が大好きで、これを課題曲として1年3か月位歌い続けていました。

えー!よくもまあ、1年3か月もの間、歌い続けていましたね!

と言われるかもしれません。その件につきましては別の機会に譲りましょう。

ネガティブ思考賛成の室長が気をつけていること

ネガティブにも2種類あると考えています。

ひとつは、やりもしないのに「出来ない」と唱えてくる人。成長には終わりがないのに、やりもしないうちから「出来ない」といってくるのです。思い返してみるとこういう傾向の人は、「やさしさ」と「甘さ」をはき違えている人が多いように感じています。

良く出されている例ですが、

  • 忙しいから→出来ない
  • もうこんな年齢だから→出来ない
  • アノ人の指示の仕方が悪いから仕事が→出来ない
  • ▲▲のせいだから→出来ない

さぁ、この▲▲に「自分」を入れてみると、あなたはどう感じますかね?

リスク管理に繋がらないネガティブは言わない

もうひとつは、リスク管理に繋がるネガティブです。単なるポジティブバカ(楽観視バカともいう)よりはずっとずっと良いと判断しています。

最近では、水災害をはじめとして想定外の事柄が数多く上げられますよね。

このような状況に出くわしそうになった時、自分のスキーマを総動員させて、過去の経験から次を予測する。こうなるんじゃないか?ああなるんじゃないか?そうしたらこういう方法をとってみよう。などなど。

これらリスク管理は、ステージでの良いパフォーマンスなどにも関係します。

室長にとっては、こちらのネガティブ思考の方がポジティブに変換できるため、良いと考えているのです。

少しでも自己投資をしよう

無料でいくらでも沢山コンテンツを受け取れる時代です。無料で受け取るコンテンツよりも、あなたが少しでも投資をして(お金を支払って)受け取ったコンテンツの方が、あなたのことをしっかりと導いてくれるでしょう。あなたがお金を出しているかいないかで、ためになるか?習得できるかが違ってくるとも言われています。お金を出して得られたことの方が、あなたのやる気も高まり継続できるでしょう。

無料のコンテンツを手に入れたとしたって、

あれ?どこかで聞いて知っている。このコンテンツどっかの動画にあったぞ。

なんてことは数多くある時代になりました。情報量が10年前より桁違いに多いと言われているからです。それこそ「ハンンパない」。だからこそ体験レッスンに来られるあなたにはノウハウコレクターにはなって頂きたくありません。ワンバイブスの体験レッスンは「無料で」という方法ではなくお届けするのが本音なのです。

タダで得したと思わない

最近、小さなことでも感じられることがあります。食品でも日用品でも、頂き物を頂いた時に、タダで得したと思わないようにしています。

有難いなあ。タダで頂けて・・・。

そう感じるようにしています。

この歳になって「感謝」という意味が分かってきた気がします。遅すぎるということはありませんよね。

させてもらって、ありがとう

以前、ワンバイブスの生徒さんだったシンガーソングライターの方です。年間のライブを200本近くやっている方で、僕も尊敬してる方です。氏名表示は伏せておきますが、最近彼のブログにこんなフレーズが載っていました。

「してあげる」のではなく、「させてもらう」

彼の頭の中には、「させてもらってありがとう。させてもらって感謝」という考えがあるようです。僕はこのブログを読んだときに、「彼らしいなあ」という思いと同時に、何か、こう、温もりを感じたのです。

トレーナーも生徒さんにレッスンさせてもらう。上から目線ではなく、教え合う学び合う関係にしていきたい。生徒さんだから何もできないわけないじゃないですか!

レッスン現場というのは、時に理想論が通らないほどドロドロしていることもあります。それが現実です。しかし、根底にレッスンをさせてもらう気持ちがあるのならば、生徒さんに対してシビアなことだって言えますし、生徒さんの考えにも素直に耳を傾けられる同感ではなく共感はできる!だからジョッキ一杯用意できる。コップ一杯の思いを持ってきてくださいと言えるのです。精進します!

トレーナーは泥臭い部分も見せようぜ!

この考え方が僕の根底にはあります。

トレーナーの中には、生徒さんの夢を壊してはいけないということで、夢を見させる役割もあるからか、オイシイ個所しか見せていない人もいます。

  • 本音を見せたら怖いからでしょうか?
  • プライドが許さずカッコつけたいからでしょうか?
  • 「凄いね!」と言われたいのでしょうか?
  • 意固地になっているのでしょうか?

こういう人は表舞台では煌びやかに見えていそうでも、一旦性格を垣間見ると

大したことないよな。

と感じてしまうのです。

トレーナー自身も毎日毎日修行の身。どうせだったらネイキッドになってしまいましょう!

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