ボイストレーニングのレッスンを動画でも

ONEVIBES_lesson-douga スクール探しと受け方の達人

ワンバイブスでは、動画でボイストレーニングのレッスンが出来るように準備中です(一部の項目については可能です)。YouTubeで「ボイトレ高い声/○○○歌い方」などと検索すると、ズラズラとでてきますよね。

ここではいきなりみなさんに

  • 配信します。
  • ダウンロードしてください。

とは言いません。別にもったいぶって言っているわけではないのです。

教材というのは、使い方によっては薬にもなるし、ただのノウハウコレクションにもなります。今回は動画にして出来るメニューを選んで動画にしました。それでは、動画に出来るメニューと、動画に出来ないメニューは、あるのでしょうか?

バージョンアップするレッスンメニューの数々♪

ボイトレのメニューは、基本的にはPCやタブレット端末、スマホやアプリと同じ♪室長はこのように考えています。レッスンの時には生徒さんに次のようなことを話しています。

室長
ボイトレのメニューって、パソコンやスマホやアプリのようにバージョンアップするんですよ。
生徒さん
へぇ、そうなんですね。

室長
メニューの中には、歌おうとする課題曲に応じてメニューを作り替えたりチョイスしたりするものもあります。
生徒さん
ボイトレって、どんなジャンルでも同じことをやるのかと思っていました。

室長
確かにそれもあります。ただし、クラシックのトレーニングメニューとポップスやロックのそれらとは、違いますよね。固定にできるメニューはそうしようと考えてはいますが・・・。
生徒さん
固定にできる??

室長
メディアにできるということです。例えば教則DVD、例えば動画撮影。

生徒さん
あ。ナルホド!

室長
それでも辞書と同じように、出した時点で過去のモノになってしまいますが。(笑)

生徒さん
そこからまたレベルアップが出来る。クォリティが良くなるということですね(^^♪

動画にするメリット(生徒さん側からの視点)

生徒さん側から見て、動画にするメリットがあります。先ほども書きましたが、使い方によってはとても素晴らしいツールとなるのです。そのトップ3は次のようになります。

  1. 初めの21日間の取り組みで継続に差が出るから
  2. 生徒さん自身が成長した実感を得られるから=自己効力感
  3. 対面レッスンで質問しやすくなるから

動画であれば、指導のパフォーマンスが優れているトレーナー1人のレッスンを撮影するだけで、全国の生徒さんにレッスンを提供できます。スマホで電車の中でも確認して観ることが出来るので、ちょっとしたイメージトレーニングにもなりますね。

読者のあなた
ボイトレって声を出すでしょう?発声練習は?

この問いに関しては、動画で行なうレッスン、オンラインレッスン、対面式レッスンを上手に組み合わせてゆけば良いでしょう。

主に動画やオンラインで学んでもらうこと

  • ストレッチ
  • ウォーミングアップ
  • 腹式呼吸などの発声より前段階でのレッスン
  • その他、完全に固定化されたメニュー

あまり大きな声を出さないレッスンメニューは、やり方が分かってくればオンラインや動画で学んでもらった方が効率的です。いつもレッスンでやっていたメニューを動画を使って家でやることでレッスンでの時間が余るため、新しくステップアップしたことを学べるからです。

また、分からない点は、対面レッスンの時、質問することで、生徒さん自身の学びと体感が深まります。言ってみれば、動画を予習として使うわけですね。

 

室長
動画を撮ったから、後で観ておいてね

と言ったところで、実際に観る生徒さんは2割にも満たないのです。これはその人がいけないというよりも、習慣になっていないことが問題なのです。逆に予習として学んでいただく方が効果が上がるのでは?と考えています。実際やってくる生徒さんはキチンとやってきますから。

最初の「カベ」はスキルがあるかどうか?だけ

「カベ」というのは、PCスキルやオンライン(ネット)のスキルのことです。このスキルがないということを自覚しているのはいいんですが、こんな感じで切り返してくる人がいます。

スキルのないこと=かっこ悪い、だから恥ずかしい

こう感じている人が、

PCスキルをつけたいと感じている人
ボイトレのレッスンって個人レッスンがいいに決まってます。オンラインや動画でのレッスンなんてもっての外ですっ!!!
室長
そんなにビリーフ(信念、信条)で凝り固まらなくてもいいのに・・・

自ら可能性の選択肢を狭めているようで悲しいです。

また、自分にスキルがないから出来るかどうかが不安。なので、やりやすい個人レッスンの方がよいと、正直に言ってくれる方もいらっしゃいます。

どんなことでも経験が不安を解消すると考えていますので、まずは、一緒に歩んでいきましょう。慣れてくると、面白い発見がありますよ。(^_-)-☆

動画にするメリット(トレーナー側からの視点)

今度は、トレーナー側の視点から眺めてゆくことにしましょう。

  1. 高いパフォーマンスを提供できる
  2. 客観的に判断できる基準が得られる=相対評価
  3. 対面レッスンが当キャンでも的確な指示を与えることが出来る

レッスンのプロだからこそ考えるパフォーマンス

ボイストレーナーはレッスンのプロです。トレーナーによっては、ライブ活動と並行して行っている方もいらっしゃるかもしれませんが、ライブ活動がメインの方でも、教える、伝えるとなるとレッスンプロとしての顔にならないといけません。中途半端にやっているようでは、受ける生徒さんが可哀そうです。

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どんな気持ち×何をやるか

が公式になっているようですが、その根底には健康な体の状態で、という分母が存在すると考えています。

どんな気持ち×何をやるか
  健康な状態の時

10年くらい前は平気で7~8コマは行なっていました。多い時は10コマの日も・・・。しかし、どうしてもクオリティの良い時、悪い時に分かれてきます。

自分自身がボイストレーニングを通して伝えることで感動を得られるのは、生徒さんが成長、飛躍、進化した時です。その気持ちは、やはりお互いのパフォーマンスの高い時に得られやすいことは、考えてみれば当たり前のことなのです。

こちらが低いパフォーマンスのレッスンで、生徒さんに対して評価など出来るはずがありません!客観的に判断できる基準が得られるのは、トレーナーサイドがモチベーションが高い時に限ります。

また、仕事や病気などでどうにもならない状況で当日キャンセル(当キャン)の連絡を受けても、

室長
動画のこの部分をやって、次のレッスンで報告や質問をしてください。

と促せば、生徒さんには、ちゃんとやっていただけると信じています。それが自律、自立に繋がることだと確信しています。

現行在籍生徒さん方の力があってこそできたこと

▼すべてはお見せできませんが、そのダイジェスト版をご覧ください。<m(__)m>

ここまでの動画になるには、周りの生徒さんの力が大きかった。成長・・・、いや進化と言い換えてもいいかもしれません。そのように感じています。室長一人の力では絶対にできませんでした。ご協力いただいた外注の方々、有志生徒さん方には感謝の気持ちでいっぱいです。<m(__)m>

企画・制作・著作●ワンバイブス
協力●Sound Studio U-Be
BGM●織沢てつろう
動画編集・制作●白木義将
動画出演●みーちゃん、えきとぅ、きのっぴぃ
教材制作●白木義将、住田龍哉、木下幹基
統括●木下幹基

(氏名表示許諾済み)

本当にありがとうございました。皆さんのリソースが化学反応を起こした結果、これだけ素晴らしいものが出来ました。もちろん完璧ではありませんが、それは良い意味での今後の課題になります。(^o^)


ここまでお読みになり、是非手に入れてやってみたいと思った現行で在籍している生徒の皆さん(休会の方は除きます)室長までご連絡ください。

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