ボイストレーニングの課題曲で歌いたい歌

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あなたは、いろいろある持ち歌の中から、何を選んで歌いますか?

言い換えると、「気がつくといつもこの歌を歌っているなあ」

そんな良く歌う持ち歌はありますか?といった意味でおたずねしています。

いくつもあるレパートリーの中から歌いやすい曲って、ありますよね。

 

ここで、あなたがカラオケでよく歌う曲を5曲程度選んでみてください。

え?そんなに多くないよって?

では、こうしてみましょうか。

  • いつも歌っている曲
  • 歌いたいなあと思って密かに練習している曲

そうすると、スグに5曲選べてしまいませんか?(笑)

 

ボイトレで課題曲となりやすい曲(J-Pop編)♪

実はボイストレーニングでも、課題曲として練習する曲の中には、結構生徒さんに歌われている曲があるんです。

課題曲となりやすいとでもいいましょうか。今回はそんな曲をランキング形式で5曲ほど採り上げています。そしてそれらのコメントをつけてみます。

まあこれは、時代や年代にによって変わってきますけどね。

写真は、昨年(2016年)阿佐ヶ谷教室でよく歌われている夏歌のランキングを看板に描いたものです。女性スタッフが描いてくれました。

あざみ野、生田の生徒さんたちからは統計を取っていません。出ていなくてすみません。

 

今回は、J-Popに絞ってお伝えしていきます。

こういうところに注意して歌った方が上手く聞こえるよ。

とか、こういうところが課題になるよ。

といったことを書いていきます。

参考意見のひとつとして、歌うための指針にしてみてくださいね。

ワンバイブスの夏歌ランキング!2017年版 5位~1位

第5位 アゲハ蝶/ポルノグラフィティ

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アゲハ蝶/ポルノグラフィティ

男性の高めの声が出る人、または出したい人向けの曲です。女性もこの曲を歌いたい人はとても多いようです。

ブレスポイント、ロングトーン、口をただ開けるのではなく、下あごの落とし方、リズムにノル、滑舌などボイストレーニングの基本を歌で実践できる課題曲となっています。

メロディの上がり下がりはそれほど感じられませんが、1オクターブはあります。やはり基礎練習としてはロングトーンをしっかりと行なうことでしょう。

15秒→20秒→25秒 と伸ばしていきましょう。

よく、ぎりぎりで20秒出来て「できました」と言ってくる人がいますが、25秒しっかりと行なうつもりで余裕で20秒やりましょう。

曲の後半での転調(メロディの調子の高さが途中から変わる)の切替えは、転調前の部分から何度も練習をしてスムーズに切り替えられるようにしましょう。

第4位 花火/aiko

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花火/aiko

生徒さんの中ではこの曲を歌いたい人が後を絶ちません。根強い人気がある曲です。室長もこの曲は大好きです。

リズムとしては、うまいこと跳ねられるかどうかですね。

そしてロングトーン。Aメロからしっかりと音程をとりながら安定した歌い方をしましょう。音の伸ばし方が独特です。そこを真似てみるかどうかはあなた次第です。

二極化されるんですが、歌いたいと思って歌ってみると、Aメロから思うように歌えない人。難しいかもしれないと感じていたAメロは歌えるけれど、サビがイマイチ。そんなタイプに分かれるようです。

一番安心して歌えるのがBメロ「さんかくのめ~をした♪」だという生徒さんが多いようです。

さらに音飛び。平気でオクターブ飛びますよ。ボイトレの段階でオクターブの練習をしっかりやっておいてくださいね。

 

第3位 夏色/ゆず

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夏色/ゆず

この高さにあこがれる人が多いんですが、Keyは下げて歌ってもらっています。

高い声だけを出そうと思ってはいけません。もちろんそれも大切なことです。

しかし、その前にしっかりと16ビートのリズムにノリましょう。イーブンの16ビートです。2番が終わり表拍で打っている部分「いつかきみのなみだがぁ♪」で、ハシル人が多いからです。

リズムのアタマ拍を意識しながらゴーストノート(簡単にいってしまうと休符)として16分をとりましょう。メトロノームを使いながらの練習が効果あります。ハシッたりしなくなります。

その練習をやりながら高音域の練習をしていくのです。後半で喉が疲れて声枯れしないためにも、声帯の使い方とイメージは大切ですね。

カラオケで歌う場合は、マイクに向かって声を張り上げるのではなく、マイクを通して遠く高くのイメージを持ってください。ライブバージョンでも観ることもおススメします。

 

第2位 TSUNAMI/サザンオールスターズ

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TSUNAMI/サザンオールスターズ

サザンオールスターズの44枚目のシングル。2000年に発売して大ヒット。日本レコード大賞を受賞したことは皆さんご存知でしょう。当時も室長の周りでいろんな人が歌っていましたね。

歌い方ですが、ブレスのポイント、タイミングに注意を払う曲です。

サザンの曲の何曲かは言えることなんですが、意外とブレスのタイミングが難しかったりします。この曲もリズムをとりながらゴーストノートとして16分を頭の中で鳴らしていてください。

バラードだからリズムをとらない!なんて言っているそこのあなた・・・。バラードこそ、細かなゴーストを意識しましょう。

桑田さんの真似をするのもアリかもしれません。しかし、歌詞の素晴らしさ、奥深さを味わうために、まず、あなたの声で歌ってみてください。

サビのトップノートは裏声でA(ラの音)。

「みつめあ~うと♪」の下線部分は地声でG(ソ)。この曲は結構音域の広いので、しっかりとお腹周りで支えて歌いましょう。

第1位 海の声/浦島太郎(桐谷健太)

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海の声/浦島太郎(桐谷健太)

auのCMでおなじみのアノ曲です。それが1位です。

スッと入ってくる分かりやすいメロがランキング1位になったのかな?最近では沖縄音階ベースの曲を歌う生徒さんが増えてきたようです。

この曲も沖縄音階をベースにした音階ですが、始めのサビ部分から「きのこえを~♪」のフレーズでは「レ」を使っています。

平歌の部分では歌いあげるというよりも、語るようにメロディをなぞっていく方が雰囲気は出ますね。桐谷さんの声色は真似る必要はないでしょう。

しかし、タメる感じは残しておいた方がいいかな。もちろんモタってはいけません。

フォールダウンを少なめに、なくてもいいくらいです。その代わりストレートで素直な歌い方をしたほうが良いと感じています。

この曲も転調がありますね。

ガンバリ屋さんのあなたは、三線(さんしん)を弾きながら歌ってみましょう。凄いっ!(笑)

コピーに走るかどうか

うちの生徒さん、結構難しい曲を選んでるんだなあ。そんな感じがしました。

そういえば、以前コピーなのか?カバーなのか?といった違いを記事にしたことがあります。以下の記事を参考にしてください。
https://www.onevibes.com/voice-training-gym/voice-training-or-vocal-training/

 

以上、ワンバイブス阿佐ヶ谷教室で良く歌われている課題曲ベスト5でした。次回は、外国曲の統計をとってみようかなあ。と考えていますよ。

阿佐ヶ谷教室の前に置いてある看板にドド~~~ンと描いてありますので、人や自転車にぶつからないようにw見ていってください。

そして、阿佐ヶ谷教室名物のらせん階段を上って、教室を訪ねてくださいな。体験レッスンお申し込み随時受け付けております。


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