パフォーマンスで必要になってくる3つの柱

060528_1648~02 明快!パフォーマンス

あなたはパフォーマンスときいてどんなことを想像しますか?

  • ミュージシャンによるライブパフォーマンス(歌、楽器)
  • 役者さんによるお芝居のパフォーマンス
  • スポーツ
  • ダンス
  • その他・・・

今では、芸能やスポーツ関係でなくても、パフォーマンスという用語はいろんな分野、場面で使われています。

  • 先生の授業
  • 結婚式の司会
  • プレゼンや就職の面接

など、

生活の面でも密着しています。

 

さて、これからのパフォーマンスを語るために必要になってくる共通のこと、それを3回に分けて考えていきたいと思います。

 

パフォーマンス概要♪

これまで僕は、パフォーマンスは、歌う、踊る、台詞を発話する、人前で話すなど、あまり広い意味では捉えていませんでした。パブリック(公衆や大衆)といった。公の前で行なう振る舞い、表現全体のことをパフォーマンスと捉えていました。

ところが、パフォーマンスについて、ある人から聞いてナルホド!と思いました。

 

パフォーマンスの公式=どんな気持ち×何をやるか?

 

 

僕は、そこにもうひとつの要素をつけ加えてお話していきます。

 

パフォーマンスの公式=どんな気持ち×何をやるか?
               健康な肉体

やはり健康ならば気持ちも上向きますし、やることも効率よく、充実してやれますよね。

今回は、パフォーマンス3つの柱の概要をご紹介しましょう。

 

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気持ちの面

まず、気持ちの面から説明しましょう。

当然ですが、ワクワクした楽しい気持ちで行なわないと、パフォーマンスの結果は良くありませんよね。このワクワク感、楽しいといった感情は、その人のモチベーションと繋がってきます

ところで、このモチベーション、よく「やる気」という用語で表されているようです。

何故こういう言い方をするのか?

僕は、このモチベーションとやる気を違う意味でとらえているからです。人の解釈によっては、「モチベーション=やる気」と捉えている人も、そう書いてあるサイトもあります。

Aさん
今日は、モチベーション上がっているから、仕事がんばれそうだ。
Bさん
今月、契約とれませんでした!モチベーションはあるんですが、なかなか上手くいかないんです。

何かの習い事をしておられる方は、自分のことと置き換えてみましょう。

  • 例えば英会話
  • 例えば何かの資格試験の対策講座
  • 例えばボイトレ
  • 例えば教室でライブに向けての練習
  • 例えばジム通い
  • などなど
室長
モチベーションとやる気は同じ意味だなんて。なんか違和感あるんですけど・・・。モチベーションってその日の気分でいきなりボンッ!と上がったり下がったりするもの???

なので、

Cさん
アンタのそのひと言でモチベーションが下がった。

なんていうのは責任転嫁にしか思えないんです。何故そう思えるのか??

 

Dさん
そんなもんどーでもいいじゃん!ねー。

というあなたは、

モチベーション=やる気

と捉えても構わないと思います。

僕は、もともとモチベーションとやる気とは違うということをある本で知った人間です。

モチベーションはやる気ではない

という立場から、次回から書いていこうと考えています。

肉体面

次に、肉体面です。

やはり肉体も健康な方がパフォーマンスも上がるのは、先ほど書いた通りです。2年前、大病入院をした経験から、なおさらそのように感じるんです。

健康的で元気の良い人は、周りを明るくさせます。

健康を維持するために、ジムに通ったり、何かの健康法を行なったり、皆さんそれぞれのことをやっている人も多いかと。

もちろん、これにボイストレーニングを入れていただいてもいいんですよ♪健康な声には健康な体が土台とならないと、響きのある安定した声をキープできません。

また、健康であるための睡眠がもたらす効果は、肉体のパフォーマンスにまで及びます。寝不足だと動きも鈍いし、体が言うことを聞いてくれないからです。声も出しにくいですし、♭(フラット:出したい声の高さよりも下がり気味)する傾向があります。

身体を疲れさせない、というと無理なので、疲れたら休む。疲れても翌日には引きずらない状態を維持していくことがパフォーマンス向上のカギとなります。

ここで深掘りしたいのは、

パフォーマンスとして、肉体面にどの位の期間刺激を与えればよいのか?

ということです。

以上、サクッと肉体面の説明でした。

何をするか

そして、何をするのか?です。

例えば楽器でも、好きな、得意な楽器だと時間を忘れて練習しますが、得意な楽器以外の楽器なら、費やした同じ時間が長く感じるかもしれませんね。逆に短く感じる方は、新しくやり始めた楽器に興味を持ち始めた段階でしょうか。

僕は昔、健民少年団(ボーイスカウト のような団体ですが女の子や女性の指導者もいました)の中で、合奏団所属でした。毎年、担当する楽器が変わりました。ある年はシンバル、ある年は小太鼓などなど・・・。

友達のひとりが毎年鍵盤打楽器、特にベルリラといわれるグロッケンシュピールの一種をやりたくてやりたくて仕方なかったのです。

室長
おお~~!この音の響きは Deutcsh!!!(^^♪

グロッケンシュピール

 

ここで大切なのは、

  • 人前で何をする

ということでしょうか。

まあ、人前に出なくても

  • 自分の作品を人前でどのように発表するか?
  • そのために出したいものは何か?

 

さらに、こんな人もいると推測します。

Eさん
別にお人前で発表しなくても良い。自分自身の満足感と納得感を得られれば・・・。

このように、人前で披露する場合も披露しない場合も、成長が感じられるとしたら、これも広い意味で立派なパフォーマンスに入る。そう考えています。

 

仕事、趣味、何をするにしても、その素材となる物事を見つかないとなりませんね。これをリソース(資質、資源)と呼ばれていることはご存知ですよね。このリソースを組み合わせて選び出すことで、良い影響悪い影響が出てくるでしょう。

あたなが、選び出して使えるようにアレンジを施す。その材料と言い換えても良いかもしれません。


これら、気持ちの面、肉体面が整って何をするか?

これこそパフォーマンスだと思います。

次回は、気持ちの面と肉体面にフォーカスを当てて、詳しく見ていく予定です。興味のあるあなたは、次回もお立ち寄りください。m(_ _)m♪

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