ボイトレ8つのアプローチ(第二段階)

8つのアプローチ第二段階 ボイトレジム

こんにちは。今回も訪れて頂きありがとうございます。前回は、

ボイトレ8つのアプローチ(第一段階)ということで、

  • 土台となるフォーム(身体)
  • ブレス(呼吸)
  • そしてリズム

以上の内容をお届けしました。

ボイトレ8つのアプローチ(第一段階)

ボイトレ8つのアプローチ(第一段階)
もう1か月以上も前ですが、声を良くしたい時のアプローチ「8つの切り口」ということで、総括的な内容としてお届けいたしました。▼声を良くしたい時のアプローチ「8つの切り口」は、こちらを参考に▼ボイストレーニングの基本項目-総括今回は土台となる第一段階をお届けします。ボイストレーニングの「キソのキ」!土台...

今回は第二段階をお届けします。

ボイストレーニングの項目といったら、コレでしょう♪

と、誰もが頷ける項目です。

それは・・・、こちらです。

ボイトレの中核といえば、発声、響き、そして音程♪

今回扱う項目を表の中で抜粋をして挙げておきますね。

あなたにはあなたならではの素晴らしさがあります。
そのパフォーマンスを最大限できるように、あなた自身の楽器となる身体を見つめていく。
これが第一段階のトレーニングなんですが、やはり中核となってくる項目は第二段階の、

第二段階 ④.発声、響き ➄.音程(ピッチ)

になります。

ステップ 言語聴覚 音楽(歌う) 発語発話(話す・読む) 6つの「り」+1
ステップ4 調音器
構音器
⑥音域
(声域)
⑧フレーズ 表現力 語用論(言外の意味を発話状況から探る)
➏意味どおの発話
➆発音、滑舌 ❺メリハをつける
ステップ3 ➄音 程 ➍はっきした発音
発声器 ④発声、響き ➌しっかとした発声

発声、響き―④

ボイストレーニングといえば・・・

確実にこの項目を思い浮かべるのではないでしょうか(笑)

響き、共鳴はこの発声の項目に入れています。良い発声は心地よい響き(共鳴)をもたらします。にもかかわらず、この発声という項目が、実は「クセ者」だったりしますw

ボイストレーニング=発声

まだまだこんな概念が定着しているようです。つまり、ボイトレの大部分は発声練習で占められているという考えです。人によっては

(次に紹介する)音程練習や(次回紹介する)発音滑舌練習は、ボイストレーニングの分野ではない!

そう言い切る人もいるほどです。

確かに、歌う場合も話す読む場合もボイストレーニング項目の中核を担っています。しかし、他の分野との繋がりで発声が生かされていることも理解しなくてはなりませんね。

 

さらに、良く知られている用語の意味と体感がバラバラの人もいます。

イメージを使って発声する人、感覚と呼んでやっている人、ひとつひとつメニューの目的を知りながらやっている人。どれもがその人が一番良い形でインプットとアウトプットできれば良いのですが、そうはいかない場合も出てきます。

ボイトレ用語の基礎知識(1回目)
みなさんは、言葉や用語を覚えたつもりでも、実は違っていたのを後から知った。また、このように覚えたんだけど、それでよいのかどうか?今さら人に訊けないwwなんてことは、ありませんか?ボイストレーニングをやっていても、必ず出くわす場面なんです。何年もやっているのに、ステキな勘違いをしてここまで来てしまった...
ボイトレ用語の基礎知識(2回目)
前回は、「ボイトレ用語の基礎知識(1回目)」ということで以下のようなことを学びました。発声について気流の起こしから喉頭原音まで発声用語を間違えて体感イメージと身体の使い方がチグハグ出来ているつもり症候群▼前回の記事はこちらボイトレ用語 勘違い4つ♪ということで、以下の用語が勘違いされやすい用語の上位...

音程―⑤

この項目も音楽分野でのボイストレーニングでは、中核を担っています。

音程を語るときに、ピッチとインターバルとチューニングのことも知っておきましょう。これは事あるごとに他の記事でも挙げています。

【音程】

ピッチ(pitch) 音の高さ(高低) の調子のこと。通常、音程が悪いという言い方は、ピッチが悪いということ。

インターバル(interval) 音の高さと低さの間隔( 隔たり) のこと。音程練習という場合、いろんな種類のインターバルを組み立てることで、ピッチ感覚を養うといった両方の意味を含んでいる。

チューニング(tuning)音の高さなどの調律が取れている状態(一致している状態)のこと。 難しいインターバルのスケールをピッチに気をつけながらチューニングする。なんて言い方をします。

▼音程(ピッチ・インターバル・チューニング)の詳しいことはこちらを参考にしてください。

歌で音を外さないための心得とは?
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正しい音程の取り方
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この項目は、コーラス、ハーモニーと繋がっていく部分でもあります。

レコーディングに参加
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コーラスワークでの音程の取り方-基礎の基礎-
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次回は、

  • 音域(声域、声音域とも)―⑥
  • 発音、滑舌―⑦
  • フレーズ、表現力ー⑧

この3つをお届けします。今回もありがとうございました。

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