ボイトレしてても、コミュニケーションプアから抜け出せないバカ

chikoku-wo-mail-de納得!伝えることばの心得帳

はい。ものすごいタイトルをつけてしまいましたね。

これは、自分への戒めでもあるんです。

ボイトレをしていていくら良い声をだせていても、良い声だけでは伝わらないのが現代のコミュニケーションでしょう。

▼以前、こちらの記事に書いた事です。

コミュニケーションの実態は?
よく、「コミュニケーション能力をつけましょう」といろんなところで言われています。では、そもそもコミュニケーションって何でしょう?今回はコミュニケーションのことを見ていくことにしましょう。「何を今さら・・・」と言わずお付き合いください。 今さら訊けないコミュニケーション コミュニケーション...
伝わらないことばの内容
ボイトレで いくらよい声 出せたとしても ことばの内容 伝わらない♪ いきなり五七調で失礼します(笑)。 今回のコラムはコレでいこうと書き始めました。 「ボイストレーナーでありながら、なんてことを言うんだ!」と、あちらこちらからお叱りが飛んできそうです。 メラビアンの法則で...

 

先日、こんなタイトルの本を図書館で見つけてしまいました。

思わず手にとって立ち読み。

読み進めていくと「うんうん、そうそう!そうだよな」

納得できる箇所がたくさんでてきたんです。

面白かったので借りて読んでみました。

遅刻をメールで伝えるバカ (廣済堂新書)
廣済堂新書 2012年5月20日 第1版第1刷 定価 本体800円+税

ボイトレとは分けて考えたい伝え方、言い方のこと♪

結論、出来る人ほど通信ツール(電話、メール、LINE)の使い分けが出来る。

重要度によって使いこなせている。ということでした。

ゆとり教育とその前後の世代が、今、社会の中核を担っていることで、これから入ってくる超コミュニケーションリッチな新世代とどう絡んでいくか?

実に厄介でもあり、楽しみでもある。

そんな感想を抱きました。

遅刻をメールで伝えてくる人

え~!そんなの当たり前じゃん!
と思ったそこのあなた。。。そう思った方こそ、この本を読んでみるといいかもしれません。

一緒に仕事をしている仲間やスタッフ、職場に次のような人はいませんか?

以下、抜粋です。

☑パソコンのキーボードを叩きながら、顔を上げずに挨拶している
☑気まずい人とエレベーターが一緒になったら、直ぐに携帯、スマホをチェックする
☑電話が鳴っても、聞こえないフリを決め込んでいる
☑考える前に「わかりません」「できません」「無理です」と即答する
☑何かと言うと「えー!?」と大げさに驚くだけで対処しようとしない
☑叱っても「スァーセン(すみません。のくだけた言い方)」と言ってへらへら笑う
☑何を話しても「ですよね~」と作り笑顔で応える
☑「ありえねー!」「超ウケまくり!」「引くー!」と誇張表現を乱発する
☑「いいっすよ。俺がやってあげます」が上司への敬語だと思っている
☑褒めると有頂天になり、叱るとひどく落ち込む。感情の落差が激しい
☑遅刻をメールで連絡してくる

この中で3つ以上チェックが入ったなら、その人は職場の風通しを悪くしているという話です!

これ、世代によって違うのかな?室長にとってはこの著者の言いたいことがよく理解できます。

メール有効活用のために、あえて電話

この本の著者は一貫して、緊急時は電話で報告と言うことを説いています。

大事な連絡をメールだけで告げるなんてどうかしている!というわけです。これには確かに納得できますね。

 

世代にもよるんでしょうが、若い世代ほどメールを使いたがる。

事前後の確認手段としての記録を有効に活用できるメールのメリットを活かすのなら、

電話→メールにする。

 

電話で人間関係が築き上げられていけば、メールを出した際も好意的に読んでくれる特権さえ得られる、と書いてあります。

 

電話でやりとりするハードルが高くなった

若い人たちには「生声」はしんどいと感じている意見が多くあるようなのです。

元アイドルのNさん(女性)のエピソードを読んだときには

へぇ

と、目から鱗でした。

変な電話から自分の身を守るという考えではなく、うまく自分の言葉を表現できずに相手に迷惑がかかることを懸念した配慮から、直ぐには電話に出ない。電話は敷居が高いと考えているようなのです。

あなたは電話派?メール派?

メール派です!という人の方が多いのかな?

さてさて、

退職届をLINEで送信するバカがいます。

本の中の小見出し、内容ではありませんが、ちょっと自分もあやかってつけてみました。

アルバイトの退職願、退職届をLINEで送るらしいです。

びっくりして、大学生の生徒さんに話したところ、平然として

 

「そうらしいっすよ。」

 

おいおいっ!僕らの世代だったら「ありえない!」ことです。打ちことばが全て感情を伝えるわけでもありませんしね。もう時代がそのように変わっているから諦めて観念した方が良いのでしょうか?

▼打ちことば

「ら抜き」の勝ち。 その価値は?!
今回は、ちょっとボイトレから離れて、懐かしい国語のお勉強を。 文化庁が先日(2016年9月21日)、2015年度の国語に関する世論調査の結果を発表しました。それを翌日の朝テレビのニュースでやっていたのを観て、興味深かったので記事にしました。 文化庁は毎年9月、国語に関する世論調査...

 

さらに要旨を

この本、一方的な視点から説いているのではなく、コミュニケーションプアから抜け出せないバカ側からのニュアンスも書かれているので、対比が出来て興味深いです。

要旨だけを述べますと、

  • 簡単に「頭が真っ白に」と言うバカ
  • 「口癖」を連発するバカ
  • 挨拶、雑談できないバカ
  • 「粗探し」に明け暮れるややたらと反論するバカ など

10章の章立てから成る内容は世代を問わずコミュニケーショントラブルに悩んでいる方にとってのヒントとなる一冊です。

コミュニケーションプアからコミュニケーションリッチへ

この本を読めば誰もがそうなるといった甘い話ではありません。

☑人の話を聴きながら、聴いた話をほかの人に伝える

☑絵を見て、描かれていること、そこから感じ取ったものを伝える

☑意見と理由を聴き取り、メモする

・・・など

何もビジネスマン向けのコミュニケーションの項目ではありません。

すでに2011年から小学校で使われている国語の教科書にある言葉の力を学びとる教育のごく一部です。

さらに、中学生がハイレベルなコミュニケーション教育を必修科目として学ぶことが義務付けられています。

 

さあ、おやじ世代だ!ゆとり世代だ、その前後だと言ってられなくなりましたよ(笑)

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