ここに気をつけると自主練、自己練を続けられる(第12回目)

個人練12ボイトレジム

「自主練、自己練の地味な部分を楽しさに変えるために(第12回目)」として今回取り上げるテーマは、

  • 手軽さと大変さの狭間であなた自身が自主練や自己練をどのように続けていくか
  • 自主練、自己練を行なうこととあなたの「やる気、モチベーション、動機づけ」との関係

です。

マインドセットやモチベーション(動機づけ)、やる気、努力、根性(??)など、自主練や自己練をやっていく上での心の整え方についての内容になっています。

この記事があなたの参考になれば幸いです。

ボイトレの手軽さと大変さ

ボイストレーニングは手軽に始められます。ここで楽器との比較を考えてみましょう。両方の比較をした場合のメリットとデメリットを見ていきます。どんなメリットデメリットがあるのかを考えてみてください。

ボイストレーニング楽器
メリット✔体ひとつで手軽に始められるため、やろうと思った時が吉日となる
✔マイクを買う必要性は、ボイトレを始めた後からでも遅くない
✔初めての段階で壁があることが多いが、それをクリアすると必ず楽しくなってくる
✔練習の頻度と範囲によって上達が決まるので結果が分かり易い
デメリット楽器以上に体調によって調子が良いか悪いかが決まる
✅少し休んでしまうと、復帰する場合楽器よりも復帰しにくい場合がある(当教室比)
✅初期投資がかかるため、楽器の選び方をきいて判断しなければならない
✅消耗品代、メンテナンス代、楽器周りの機材等、いろいろと買い揃えないとならない

上の表を前提としてお話を続けましょう。ただし、手軽だからこそ自主練や自己練がとても大変な場合があるのです。それは、

手軽だからこそ自主練、自己練が大変?!

これらのことは、僕以外のボイストレーナーの方のでも同じことを語っていますよ。ナント!あの『しらスタ【歌唱力向上委員会】さん』の動画でもほとんど同じようなことを言っていますね。

ボイストレーナー直伝!ボイトレを始めるときに一番重要なのは●●との相性。

あ、この動画、他の全国展開方大手スクールの宣伝もあります。

堂々と他スクールのことも載っけてしまうのも、ある意味スゴイ。

動画でも言っていますが、

楽器練習と違って練習しても効果を実感するのが難しい

これがボイトレなのです。

やらない「言い訳」とやってみた「言い分け」

ここでちょっとこんな例を出しておきましょう。

生徒さんにとって、レッスンこそ『安心して失敗できる場所』であってほしいなぁと思います。【SNSのフォロワーさんでボイストレーナーの方】

僕もそう思います。これさらに別の角度から安心して失敗できる場所は生徒さんと先生と一緒に作っていくものだと考えてみるとどうなるでしょう?

さらに言い方を変えれば、お金を払って手軽に身一つで出来るが効果の得られにくいボイトレを少しでも良い環境の下で行なうために、良い意味でトレーナーを巻き込んで振り回すこともひとつの手です。

先生に言われたことが何度やっても出来ない。何だか申し訳なくて…。

このように考えてしまうと、やらない「言い訳」を探してしまうようになるかもしれません。やらない「言い訳」を探しているとどんどんやらなくなります。

であるならば、

何度やっても出来なかったから、

こんなやり方をしてみたんだけど、これでいいかしら?

こういったやってみた「言い分け」の方が良いと感じています。

続けているからこそわかる感覚というのがあります。あなたなりの基準を設けましょう。基準をどこに設けるか(伸びたところに置く高め/通常の平均レベル/調子悪い場合の低め)によって異なってきます。

続けているからこそわかる感覚
ボイストレーニングのレッスンも楽器のレッスンもそれぞれの自主練や個人練も、続けているからこそ分かってくることがあります。当然続けていないと分からないことなのですが、始めてしばらく続けてみると、だんだんと分かり始めてくることがあります。 それは、 あなた自身の基準を設定したくなることです。...

サボりはローテーションの一部

最近、とあるコミュニティを運営しているミュージシャン仲間がこんなことを言っていました。

サボるなら サボると決めよう!(ホトトギス)←これは言っとらん

それを「サボり」ととるか?「ブレイクタイム」ととるか?はあなたの自由ですが、罪悪感を感じながら「サボる」のは良くないです。僕はこれを聞いて、

ナルホド!

と感じました。次へのインターバル、休憩ととらえるとプラスに考えることが出来ます。これなら「言い訳」には聞こえません。

個人練でも、自主練でもスケジュールを立てるときに、「サボりデー」を作っておくのです。

別の言い方をするのなら「予備日」。
バテないように安息日、休息日をとる。

ルーティンでスケジュールを回している時はサボっても良いのです(‘◇’)ゞ

それでも自主練することが続けられないあなたへ

 

動機づけの4種類

あなた自身の動機づけとやる気を分類してみましょう。スポーツ心理学では4種類の動機づけを分けています。上の図を表に置き換えると、

他律自律
完全なる内発的動機づけ目的
疑似内発的動機づけ目的
同一化的動機づけ手段
完全なる外発的動機づけ手段

モチベーション、動機づけ、やる気、いろんな人がいろんな立場でいろんなことを語っております。また、これらを扱う分野によっても微妙に意味合いが変わります。どちらが正しくてどちらが間違っているという考え方は止めておきましょう。

当教室(当サイト)の立場では以下のような解釈をしています。

▼やる気が出ない時にこそ発声練習しましょう。個人練を継続できるチャンス

やる気が出ない時にこそ発声を!
今回は、やる気が出ない時こそ発声を! というタイトルです。勿論元気よく発声することが良いに決まっていますが、ここでは根性論を語るつもりはありません。体のある部位に着目しましょう。といった内容でお届けしたいと考えております。 何回か前の記事で「モチベーション(動機づけ)とやる気」は同じ意味...

▼モチベーション、動機づけ、やる気、意欲/ハースバーグの動機づけ、第二言語習得から見た動機づけ、教育心理学から見た動機付け

パフォーマンス-気持ちの面(モチベーション、動機づけ、やる気、意欲)
モチベーション、動機づけ、やる気、意欲。これらの用語はすべて同じ意味なのでしょうか?それとも違いはあるのでしょうか? 偉い人がいろんな立場でいろんなことを語っております。また、これらを扱う分野によっても微妙に意味合いが変わります。

第6回でもお仕えしたように、「状況・状態、反応、理由に分けて言語化してみること」これも参考にしてみましょう。

自主練、自己練の地味な部分を楽しさに変えるために(第6回目)
今回の内容としては、第5回目の続きになります。 あなたは発声練習のメニューをどのようにして自主練、自己練に組み込んでいますか? 自主練、自己練の習慣化。これが出来ているかいないかで自主練、自己練をやった時の伸び方がまるで違ってきます。PDCAのサイクルのようにしっかり回せればいいんですけどね...

「やればよい」のです!

ここからは僕の経験談をお話します。自主練をやったりやらなかったりで落ち込むよりも、次もう1回がんばってみようとか、もう5秒長く続けようと思えてくるようになると良いかなあ?と考えています。

どうしてそのように思うのか?というと・・・

男性トレーナー
トレーナー

1回やればやったことになるからです!www

全くやらないでいて自己嫌悪に陥るよりはいいでしょう(笑)。このような見方をするとひとつ大事なことが見えてきそうです。

よくポジティブ思考が大事だ!

このように言われますが、僕にとっては「???」です。

大切なのは、やったことによる結果であって、思考がポジティブであろうがネガティブであろうが、自分の望む行動が出来て、結果を出せばよいのではないでしょうか?

1回やればやったかどうかは、自分自身の上っ面なポジティブの中に本音を訴えたいネガティブを見つける意味でも大事なことです。

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