自主練、自己練動画~初級範囲~(第7回目)

自主練、自己練07ボイトレジム

「自主練、自己練の地味な部分を楽しさに変えるために(第1回目)~(第6回目)」をお読みいただきありがとうございます。

シリーズ(第7回目)は、実際にどんな流れで自主練や自己練をしているのか?具体的に動画でお届けいたしましょう。この動画をご覧いただいて、流れを把握してください。初級レベルのあなたでも家で出来るメニューを3分の2ほど用意しました。

リキャスト・ボイトレ(自主練、自己練動画)~初級者編~

初級者編の自主練、自己練動画をアップしてみました。ワンバイブスの体験レッスンをタダで受けている。一種バーチャルで受けている感覚かもしれません。ボイトレを俯瞰しながら流れを止めずに出来る「バーチャル体験レッスン」です。

男性トレーナー
トレーナー

ボイトレの自主練、自己練を次のような認識と感覚でやってみよう!

初級者というのをこのように解釈します。

相対的な判断ですが、僕は「者」ではなく「範囲」と解釈しています。

初級者=初級の範囲
ボイトレ以前のストレッチやウォーミングアップからよくあるボイトレのメニューまでの範囲。

中級者=中級の範囲 
どちらかというとボーカルトレーニング寄り。ある課題曲を歌うためのボイストレーニング。

フィードバック型のバーチャル体験レッスン

ボイストレーニング教室ワンバイブス パフォーマンス活声課®「リキャスト・ボイトレ◆初級編◆」

ボイトレや歌い方の動画には素晴らしいものが数多くありますよね。ただし、その殆どが「レクチャー型動画」です。それはどちらかというと「インプット寄り」となっている動画です。

今回、「ワンバイブス-パフォーマンス活声課®」が提供する動画は、自然な流れの中でフィードバックを示すリキャストの手法を採用してみました。TVスポーツ実況の解説者のように説明を加えている様子をイメージしてください。これは、従来のインプット型とは視点を変えた「アウトプット寄り」となっている動画です。

こうすることで、誰もが陥りやすいことに注意しながら進めていくことが出来ます!動画をいったん止めて再生して・・・ということもありません。

【リキャスト】

言語教育で使われている学習者の発話に対するフィードバックの一種。学習者の誤りの部分だけを修正し、会話の流れを止めずに進めるやり方。
今回の動画では、TVスポーツ実況の解説者のように流れを止めずに進めています。

リキャスト・ボイトレのメニュー

この動画を観るべきポイントと方向性をお話しましょう。この部分を確認してから動画をご覧ください。(YouTubeの概要欄にも貼り付けてあります)

00:08 ワンバイブス室長、パフォーマンス活声課®長からのご挨拶
00:28 リキャスト・ボイトレについて説明

 

▼以下自主練メニュー

01:23 ストレッチ(胸式呼吸・肩の上げ下げ→首回し)
02:47 背伸びをしながらの腹式呼吸

ストレッチは胸式呼吸から始めて腹式呼吸に移行することがポイントです。
吸う→止める→吐く→止める(胸式の場合)
吐く→止める→吸う→止める(腹式の場合)
胸式から腹式への切り替えのタイミングは、その時の体調と相談しながらやりましょう。
身体の使い方に注意します。胸式は吸う時腹式は吐く時に背中が伸びたり広がります。某著名な女性トレーナーは、声を出すときに「キリンの首」と言っていますが全く同じ意味です。

 

03:24 出来れば履き物は脱いで行ないましょう。(;^ω^)

履物は脱いで裸足でやってみましょう。すると地面と足裏との接触感覚を体感しやすくなり、体幹力も養われます。基本の立ち方として、足は肩幅に広げ、足先は軽く開いておくと重心が安定します。
ただし、過去に行ってきたスポーツによって異なりますので、体験レッスンの時にご質問ください。

 

03:32 ラジオ体操の深呼吸の動きで、腹式をやっています。

普通の深呼吸は両腕を広げると息を吸ってしまうんですが、腹式呼吸の体の動き方をしたいので、両腕を広げながら息を吐いていきましょう。

【補足】ヨガの呼吸法は、胸式呼吸腹式呼吸、ウジャイ呼吸、片鼻呼吸、カパラバティ呼吸、シータリー呼吸等、様々な呼吸法があります。身体の動かし方と呼吸の関係をボイストレーナーの立場から言えば、何も知らない初心者がやると胸式の身体の使い方になりやすいのです。
ヨガの先生の元、しっかりとした指導を受けてくださいね。

 

04:06 息だけリップロール

リップロールの目的は回すことだけではありません。ウォーミングアップを発声に活かそう を参照してください。

【リップやタングの目的】

✅ 唇と表情筋(特に口輪筋)、舌を柔らかくする。
✅ 喉のウォーミングアップとクールダウン 場合によってはケア
(喉の筋肉の柔軟性と張力をつける/声帯の振動を自然に起こさせる)
✅ 音の高さに合った適切な息の量が吐ける

言い方を変えると、上のチェック項目がすべてできていれば、自然に回ります。回しやすくするためには頬に手の甲を当てる、手のひらを当てて軽く上に引き上げたりします。よく動画でも確認できるやり方ですね。

 

04:40 音階にのせて声を出しながらリップロール

音符ごとに唇で切ってしまったり、舌でタンギング(トゥトゥと言いながらリップする)はしないでください。動画のように音声をスムーズにつなげてください。

出来るだけ唇の形を変えないように鼻から吸います。口から吸うと次のリップを準備する時に強く閉じすぎると回らなくなる可能性があるからです。

 

05:43 [ma]マ行で発声

口輪筋、唇が柔らかくなったら[ma](両唇鼻音[m]+母音[a])から始めてみましょう。
まずは、柔らかくなった唇から出て音を気持ちよく発してみましょう。
次に、ピッチに気をつけましょう。ドに対してどこの音がピッチがずれているのか?人によって気をつける階名(主音になった音に対する相対的な高さのこと)は違います。

解説にもありましたように、全て繋がりのあるメニューを組んでいます。


この動画を観ながら、リアルタイムで誰母が注意しなければならない箇所を瞬時に把握しながらやってみましょう。それでは、どうぞお楽しみください♪

(出演:川端 侑/解説:タカ タカシ、木下幹基)

▼過去の「自主練、自己練(第1回目~第6回目)」記事コラムはこちらから

自主練、自己練の地味な部分を楽しさに変えるために(第6回目)
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