自己プロデュースとしてのボイストレーニング(その2)

kenban-toon-onpu明快!パフォーマンス

この記事は、実際にレッスンをしている生徒さんから聞いたお話です。

この方、はじめの頃は

生徒さん
歌なんて・・・カラオケすらも行きたくない。でも付き合いだから、行かざるを得ない・・・

だったらしいのです。

そんな方が、レッスンを受けるようになっていろんな曲を歌えるようになってくる。もちろん、歌えるレパートリーとジャンルは広がります。それ以上に「ある気持ちの変化」に気づいたということなんです。

どんな気持ちの変化だったのでしょう?また、その変化とはどんなきっかけでどのようにして表れてきたんでしょうか?そのここに至るまでの過程をお話していきましょう。

なお、この記事は氏名表示権の元、生徒さんの名前は伏せておきますコラム記事にすることは許諾済みです。

数か月前、こんな記事をアップしましたが今回は(その2)歌編-をお届けいたします。

自己プロデュースとしてのボイストレーニング(その1)
最近では、Zoomでレッスンをしたり、ミーティングをすることが増えました。 Zoomというのは、エフェクターのそれではなく、Web会議のシステムです。 スマホ用のアプリも出ています。 ちょっと紛らわしいんですが・・・ ◆エフェクター、電子楽器、音響映像機器メーカーのZOOM ...

歌えるようになると起きる「ある心境の変化」♪

よく、「歌が上手くなりたい」と言って入会される方がいらっしゃいます。

それで、体験レッスンで声のチェックや診断をする時に

担当トレーナー
上手いって何ですか?具体的にどうなると上手く聞こえるんでしょうか?

と尋ねるようにしています。そこで、

生徒さん
だから、上手いって・・・、上手いんです。

と、具体的にお話できない方もいらっしゃるからです。

反対に、初心者の方でもここを改善したい、音域を伸ばしたい。恥ずかしい思いをしたくないと伝えてくる方もいらっしゃいます。初心者でも具体的なことを伝えてくれる事で一緒に取り組もうとする課題が分かっている方です。

今回登場する生徒さんがレッスンに通おうとしたきっかけは、

生徒さん
歌うことが苦手だから、友人とカラオケに行った時に自信をつけたい。

でした。

歌が上手くなるということに気づくシート

とりあえず、上手くなりたいと言ってはみたものの、こういう人たちには共通する悩みがある様子です。特にボイトレ初心者の6割強の方が抱えているます。

ボイトレ初心者の方
何から、どこから始めて良いのか分からない。

こういった方たちには、姿勢、フォーム、腹式呼吸の基本的なことからやるという考え方もあるかもしれません。しかし、そうではない要因もあります。ワンバイブスには具体的なところに目を向け深堀りをしていく質問シートが用意してあります。体験レッスン時に書いて頂きますので、気取らず素直に書いてくださいね。

レッスンに通うようになることで得られる本来の利益をベネフィットと呼んでいます。現状は得られていないので、どうしなければいけないのかといった逆算をします。ここに声の診断、体験レッスンの意義があると思ってください。

  • 今、自分に足りないモノがある。コンプレックスがあるからそこを埋めていきたい(マイナスからゼロにしてプラスにする方法です)
  • マイナスとは思っていないけれど具体的にクリアしたい課題がある。それらをボイストレーニングをとおして克服したい

こんなふたつの考え方があります。それらをクリアしたらどんな声が手に入るのでしょう?

✔ 技術的なこと
✔ 気持ちの面

に分けてみていきましょう。

技術的に関係すること

技術的なことについては、ボイストレーニングのマトリクスチャートに基づいて書いていきます。参考となる記事を上げておきますので、こちらもご覧ください。

ボイストレーニングの基本項目-総括
ボイストレーニングで「やること」8つのアプローチ♪ ボイストレーニングは、腹式呼吸と発声だけやればよいのでしょうか。スクールや教室によって明確にしている所とそうでない所があります。また、独自のメソッドややり方を打ち出している所もあります。 マトリクスを描いてシンプルにしていくと、ボイストレー...
ボイストレーニング公開動画2
今回は、第2回目の動画配信です。 ボイストレーニングのやり方-あなたのステキな勘違い 【第2回目】知っておきたいボイストレーニング8つのアプローチ です。 ボイストレーニングのやり方- あなたのステキな勘違い♪ 前回も載せましたが回数分のタイトルです。 回数 タ...

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技術的なことには、直接的なことと間接的なことが関わってきます。

直接歌うことに関わってくる

例えば、

  • 腹式呼吸をしっかりとマスターしたい
  • 安定感のある歌い方をしたいから発声練習を欠かさずやる
  • 音痴を治したくて音程強化の練習をする
  • リズム感を良くしたくてリズムトレーニングをする
  • 音域を伸ばす練習をする
  • 洋楽の歌を歌う時、滑舌を良くしたいので発音練習する
  • ビブラートをカッコ良くかけたいからアーティスト研究をする

などが挙げられます。マトリクスの項目どおりですね。

間接的に関わってくる

次に間接的に関わってくることです。

ある課題の為にやってみたことが、別の項目が伸びていた!なんていうことはないでしょうか?ボイトレを続けていると、よくこんなことが起こるんです。

生徒さんは不思議がります。でもトレーナー側からすると

担当トレーナー
OKだよ!いいんじゃない♪

なんです。点から線に繋がってきたので、確実に伸びている証拠と捉えています。生徒さんに対してこれまでの労いと今後が楽しみだということを伝えています。

例えば

  • 滑舌を良くしようと発音練習をしていたらリズム感が良くなった
  • ある調音法の異なる音の練習をしていたら音域が伸びた
  • ピッチをしっかりととる練習をしていたら音域が3オクターブまで伸びた
  • リズム音痴で8ビート、16ビートの練習を段階を踏んで行なっていたら3ヶ月後には腹式呼吸が楽に出来ている。
  • 担当の先生から出された呼吸の宿題を仕事の休憩中や気づいた時にやっていたら、今、歌っている課題曲の難しいメロディがいとも簡単に歌えた

挙げていけば枚挙に遑(いとま)がありません。

気持ちの面では心境の変化が出てくる

それでは、気持ちの面ではどうなのでしょう。

歌が上手くなる!その先にあるモノとは何でしょうか?言い換えると何が手に入るんでしょうか?一緒に考えてみましょう。

  • モテたい(男性)
  • カッコイイって言われたい(男性)
  • 魅力的に思われたい(女性)
  • 自信をつけ、積極的になりたい(女性)
  • 説得力、存在感のある声になりたい(男女問わず)

一般的にいうと上のような感じでしょうか。今回の生徒さんは、歌が上達することで上達している自分自身に対してある心境の変化が起きてきたと言っていました。

  • 曲をよ~~~く聴くようになったら、楽器の音が聞こえてきた
  • 歌うこころ、「うたごころ」って何なのか分かりかけてきた
  • 以前は絶対に受け入れられなかった曲が、受け入れられるようになった
  • 考え方が柔軟になれて、いろんなものの見方が出来るようになった

この生徒さん曰く

生徒さん
これまで全く思っていなかった気持ちの変化に戸惑っているんです。あぁ、もちろん良い意味でですよ。

あなたの歌声、誰がきく?

自分の大切にしている「うたごころ」とバシッと合った時に、あなたの歌声は圧倒的な影響力を周りに与えていることになります。

こんな感想をくれた生徒さんもいます

  • 人の声(音色)をよく聴くようになった。不思議なことに相手からは「話をちゃんと聞いてくれている優しい人」と思われるようになった。そこから音色だけではなく、相手が何を言わんとしているのかを汲み取るようになった。
  • 分からないところは質問できる質問力がついてきた。
  • 過去に許せなかったことを許せるようになった。(泣きそう)
  • 自分に挑戦ができる。そして、少しずつ新しい自分になれている。
  • フィフティ・フィフティでいられる。(深いですね)

このサイトのトップページには次のような吹きだしの文言があります。

担当トレーナー
声を使って活動する、表現することですよ。「声で伝えること」の大切さを再認識していただきたいのです。

自分自身の声は、あなた自身が自然に「きく」ことが出来ない声です。ICレコーダーに内蔵されてある、また再生時のスピーカーの特性に依存してしまうからです。しかし、まず自分自身がしっかりと聞ける→聴ける体制をつくることで、相手に聴いてもらうことができる。

これこそが声を自己プロデュースしてゆくこと、パフォーマンスへの第一歩だと考えています。


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